理系サラリーマンの趣味と勉強

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あなたを天才にするスマートノート◇読書記録

岡田斗司夫のあなたを天才にするスマートノートを読みました。

あなたを天才にするスマートノート

あなたを天才にするスマートノート・電子版プラス

 

思考の整理をノートでしようという本です。

実践的な内容を細かに説明しています。

ノートの見開きを利用して思考の整理、アウトプットをして能力の向上を目指す本です。

 

実際に著者が書いたノートの中身も交えて解説されているので、やることのイメージがつきやすいです。

 

ただ、私自身はこの本を読んでその通りのことを実行しようとまでは思いませんでした。。

やはり天才になるにはそれなりの労力が必要なのだと思います。

 

岡田斗司夫先生は今YouTubeで切り抜き動画も多くありますし、思考レベルが深く、大変頭の良い方だと思っていました。

この本を読むことによって、あの思考レベルは相当の努力によって構築されたものだと理解できました。

 

 

 

 

 

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世界で生きぬく、理系の英文メール術◇読書記録

仕事柄たまに理系の英文メールを読むことがあるため読んでみました。

世界で生きぬく理系のための英文メール術 短く、正確に、要点を押さえて (ブルーバックス)

科学英語などの解説本はよく見かけますが、メールに主眼をおいた解説本は貴重なので、大変参考になると思います。

基本的には、英文で海外とやりとりが必要な理系の技術者(技術営業も)向けの内容で、例文を交えて丁寧に解説されています。

理系のための英文メール術とあるだけあって、英語だけ、メール作法だけでなく、どちらもバランスよく解説されています。

メールを書くにあたって必要な手順が事細かに説明されており、英文メールを作成する必要のある方は手元に置いていつでも参照できるようにしておくと良いと思います。

 

巻末ページに70ページほど英語の必須表現単語のページがあり、類語もまとめられていたので、非常にわかりやすかったです。

おすすめの一冊です。

 

 

 

 

 

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教養悪口本◇読書記録

タイトルのインパクトに釣られて読んでみました。

教養(インテリ)悪口本

 

私の教養がないせいかもしれませんが、聞いたことのない話がかなり多くありました。

こんな悪口を言ったとしても周りに伝わらなくてぽかんとされ、変な空気になるでしょう。

これを誰かに言ってやろうとかいう気持ちでは買わない方が良いですね。

 

教養本としては面白く大変勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

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分析化学 実演シリーズ 機器分析編 液体クロマトグラフィ

分析化学 実演シリーズ 機器分析編 液体クロマトグラフィを読みました。

液体クロマトグラフィー (分析化学実技シリーズ 機器分析編 8)

 

HPLCの基礎的な原理や装置の構成から、実際に使用するにあたって必要な知識が解説されています。

また、トラブルシューティングも解説されており、液クロを使用される方はまずは読んで損なしの一冊だと思います。

 

他の解説本にない特徴としては、実際の分析例がいくつも紹介されている点です。

医薬品や食品、環境分析など複数分野の分析例が紹介されているので、自身に馴染みのない分野についての分析例があり非常に興味深かったです。

 

150ページ程度で短めにまとめられていて値段も3000円程度とお手頃価格ですので、おすすめの一冊です。

 

 

 

 

 

 

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HPLCやりがちミス◇移動相編◇経験談も

今日はHPLCを使用するときにやりがちなミスをご紹介したいと思います。

 

液クロ虎の巻―誰にも聞けなかったHPLC Q&A

 

 

・移動相の混合比率を逆にする

 移動相は水系と溶媒系の混合液を使用することが多いと思いますが、こちらの混合比を逆にするというミスです。

 溶媒比率が異なると保持時間が狂いますので、ピークの保持時間が遅くなったり早くなったりします。

 ピーク位置がかなりずれるので、クロマとを見たときにすぐ気づくことが多いです。調製が面倒な移動相だとショックは大きいです。

 

・移動相を混合していない

 ピーク検出位置が普段と異なり、測定ごとにピーク位置がズレる場合は移動相がきちんと混合されていない可能性があります。

 きちんと混ざっていない場合は移動相を揺らすと溶媒の境目がもやもやとなりますので確認してみると良いでしょう。

 混合は全ての実験操作の基本とも言えるものなので、やってしまった時はかなり恥ずかしかったです。

 

・グラジエント測定の際、移動相を取り付けるラインを間違える

 グラジエント測定では複数の送液ラインに正しく移動相を接続する必要があります。

 接続を誤った場合、正しい溶媒比率にならず、この場合も当然保持時間が狂ってしまいます。

 また、水系と溶媒系それぞれ100%の溶媒を使用する場合、グラジエントプログラムの組み方によってはカラムや装置に悪影響を与えてしまう場合も考えられますので、注意が必要です。

 

・移動相取り付けの際にラインに空気を噛ませてしまう

 移動相をラインに取り付ける際はどうしてもラインに空気が入りやすいです。空気抜きの操作を必ず行うようにしましょう。ラインに空気が噛んでしまうと、ピーク面積の再現性が悪くなるなどのトラブルのもとになります。

 

・移動相を枯らしてしまう

 移動相の使用量の計算を誤り、途中で移動相がなくなってしまったり、測定終了後、自動停止のプログラムを設定し忘れて、翌日来てみたら移動相がなくなってしまったりすることがあると思います。

 最近の装置は移動相がなくなると自動で送液停止してくれる機能があるものが多いと思いますが、古い装置を使用していると移動相がなくなってもポンプが動き続けてしまうものもあります。

 カラムに悪影響を及ぼしますので注意しましょう。

 

・移動相調製の際によく似た試薬を取り違える

 例えば、リン酸二水素ナトリウムやリン酸水素二ナトリウム、リン酸ナトリウムなど、緩衝液に使用する塩は似た名前の場合が多いので、なんの気無しに持ってくると間違っていることもあると思います。

 特によく使用している塩とよく似た名前の塩をたまに使用する場合などは、習慣でいつもの塩を使用してしまうこともあるかと思いますので要注意です。

 

・洗浄溶媒の追加忘れ、交換し忘れ

 移動相は測定前に調製したり、残量の確認は怠らないようにしたりすると思いますが、洗浄用溶媒については、前の測定から装置に設置されているものをそのまま使用することもあるかと思います。また、複数人で装置を使用していた場合、自分が想定していた洗浄溶媒ではない溶媒が設置されていることもあり得ます。

 洗浄用溶媒の残量を確認せずに使用し、途中で液がなくなっていたり、正しい洗浄用溶媒が設置されていない場合、注入試料がキャリーオーバーし、次の測定に影響を与えてしまいます。

 

・廃液タンクを溢れさせてしまう

 これは私は何度も経験があります。測定結果自体には影響はありませんが、周りの人に迷惑をかけます。特に体に悪い溶媒や匂いのきつい溶媒を使用する際は特に注意しましょう。

 測定後には必ず廃液は捨てるようにしたほうが良いですね。

 

 

 

 

 

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ツナグ◇読書記録

今更ながらツナグを読みました。

ツナグ(新潮文庫)

設定に現実味がないのでこういう小説は敬遠していたのですが、たまたま機会があったので読んでみました。

 

結論から言うと読んで良かったと思いました。

 

死者に会う機会を与えてくれるツナグと死者に会いたい人のストーリーを短編で描いています。

会える死者は生涯で1人だけ、死者も生きている人間に会えるのは1人だけと言うルールの中で、自分なら誰に会うか、あって何を伝えたいか考えさせられました。

 

どのストーリーもそれぞれ感情移入できる部分があり、個人的にすごく刺さりました。

 

また、最後にツナグ側の視点からそれまでの物語を描写する点も非常に面白かったです。

 

泣きたい人にはぜひおすすめしたい本です。

映画化もされているのでこちらも見てみようと思います。

 

 

 

 

 

 

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プロカウンセラーが教える他人の言葉をスルーする技術◇読書記録

プロカウンセラーが教える他人の言葉をスルーする技術を読みました。

プロカウンセラーが教える他人の言葉をスルーする技術

 

人は他人の言葉を重く受け取りがちですが、言った本人にはそこまでの強い意志は持っていないということが往々にしてあるため、気にしすぎないようにしましょう と言った話でした。

 

確かに、私自身もそこまで深く考えずに発言することもありますし、あまり真に受けすぎるのもよくないと思いました。

 

それと同時に、自分の軽はずみな発言が言われた本人には重く受け止められてしまう可能性があることにも気付かされました。

考えすぎない程度に、無神経な発言は行わないよう気をつけたいと考えました。

 

少し気になった点としては、本筋からの脱線が少々多く感じられる点でした。

脱線というか、本筋の説明のための説明なのですが、もう少し簡潔な方が読みやすいと感じました。

ただ、脱線的な話の部分にも頷かされる点は多々ありましたので総合的には読んでよかった一冊です。

 

 

 

 

 

 

 

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