今日は平均の復習をしたいと思います。
平均の種類は
いわゆる平均というと、個々のデータの合計をデータ数で割ったものを想像する方が多いかと思います。
ですが、一口に平均と言っても、様々な種類があります。
具体的には以下のような種類があります。
・算術平均(相加平均)
上で説明した、最も一般的な平均で、個々のデータの合計をデータ数でわったものです。
・幾何平均(相乗平均)
個々のデータを掛け合わせた数字のn乗根です。
例えば、データが1,5,8,3といった場合下のような計算になります。
・加重平均
データそれぞれに重み付けをして計算する平均です。
例えば、価格と売れた個数の異なる商品に対して売上の平均を考える場合等に用いられます。
具体的には、Aという商品が500円で10個売れた。Bという商品は800円で5個売れた。Cは1000円で2個売れた場合は以下のような計算になります。
平均は他にも対数平均や調和平均等があります。
通常、相加平均のみ知っていれば困ることはないと思います。
私自身も実務ではほぼ相加平均しか使用しておらず、せいぜい加重平均くらいかと思います。
単に平均といってもいろいろな種類があるんだなという認識さえ持っておけば良いかと思います。