理系サラリーマンの趣味と勉強

理系サラリーマンの趣味と勉強のブログです。

化学デザイン◇ペンケース

化学デザインのペンケースを見つけました。

 

STUDY HOLIC ペンポーチ 化学 裏面ホワイト

フラスコや構造式がデザインされていてとても可愛いです。

値段も1000円程度とお手頃なのでおすすめです。

 

実験器具用にも使えそうです。

 

考古学や天文学モチーフのものもあるようですので、自分の専攻に合わせたものを買いたいですね。

 

 

 

 

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功利主義入門 はじめての倫理学◇児玉聡

功利主義入門 はじめての倫理学

功利主義入門 ──はじめての倫理学 (ちくま新書)

倫理学については全く勉強したことがなく、功利主義についても聞いたこともありませんでしたが、入門ということで読んでみました。

 

はじめての倫理学という趣旨もあって、私のように倫理学についての知識がゼロでも順を追って功利主義について理解することができました。

 

まず、功利とは功績や利益といった意味です。功利主義とは、社会全体の幸福を重視する考え方のことで、最大多数の最大幸福を目指します。

 

導入は功利主義について知識のないJ美という登場人物が友人との議論の中で功利主義について学んでいくというところから始まります。

功利主義の成り立ちからその変遷まで丁寧に解説されていますので、非常に理解しやすかったです。

 

これまで倫理学に触れることなく生きてきましたが、人生における選択の際の考え方の基準になる非常に重要な学問だと感じました。

これまで漠然と考えていたことについての指針が得られるかもしれません。

 

お堅い本という感じではありませんので、倫理学功利主義に少しでも興味がある方には非常におすすめの一冊です。

 

 

 

 

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本の要約が読めるサービスに「flier」というサイトがあります。

無料でも試せますので、下記リンクから一度お試し頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

Kindle本◇科学・テクノロジーセール◇最大50%OFF

AmazonKindleストアで科学・テクノロジーセール開催中です。

最大50%オフで期間は4月14日までです。

 

気になった本をいくつかご紹介します。

 

絶対わかる分析化学

 

なっとくする分析化学

 

なっとくする機器分析

 

 

難しい数式はまったくわかりませんが、確率・統計を教えてください!

 

難しい数式はまったくわかりませんが、微分積分を教えてください!

 

理工系の良い文章の書き方

 

統計学大百科 仕事で使う公式・定理・ルール113

 

 

 

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人体の限界◇人はどこまで耐えられるか◇人の能力はどこまで伸ばせるか

人体の限界

人体の限界 人はどこまで耐えられるのか 人の能力はどこまで伸ばせるのか (サイエンス・アイ新書)

 

五感や運動機能など人体の限界が紹介されています。

サイエンス・アイ新書ということで科学的根拠も併せて解説されています。

 

身体機能的なギネス記録の紹介くらいの感覚で読み始めましたが、思っていたより科学的な解説が多かったので読み応えがありました。

 

科学的根拠もしっかり押さえておきたい人におすすめの一冊です。

 

 

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Kindle新生活セール中◇最大80%オフ

Kindleストアで新生活SALE開催中です。

 

気になった本をいくつか紹介します。

 

薬剤師国家試験のための薬単 試験に出る医薬品暗記帳

 

上達の技術

 

サバイバル英会話

 

伝わる 図・グラフ・表のデザインテクニック

 

ハートで感じる英文法

 

 

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ステップアップ 大学の分析化学◇原理から理解したい方におすすめ

ステップアップ 大学の分析化学

ステップアップ 大学の分析化学

著作データ

著者

齋藤 勝裕

藤原 学

 経歴(執筆時点)

名古屋工業大学名誉教授

龍谷大学教授

 専門

有機化学

物理化学

超分子化学

機器分析化学

出版社

裳華房

発売日

2008年10月20日

ページ数

154ページ

 

本の目次

    0.はじめに
   第I部 基 礎 編
    1.溶解と濃度
    2.平衡反応
   第II部 基本的分析
    3.酸・塩基
    4.酸・塩基の容量分析
    5.定性分析
   第III部 化学分析
    6.重量分析
    7.酸化還元分析
    8.錯体生成分析
    9.電気化学分析
   第IV部 機器分析と分離操作
    10.UVスペクトル・IRスペクトル
    11.マススペクトル・NMRスペクトル
    12.蒸留・抽出・再結晶
    13.クロマトグラフィ

 

感想

大学生向けの分析化学の参考書です。

分析化学の手法の解説というよりは、分析化学に必要な化学知識や原理の紹介の本です。

各単元ごとに演習問題もありますので、理解度確認もできるようになっています。

分析実務を行うだけでなく、きっちり原理まで理解して望みたい方におすすめの一冊です。

 

難易度

大学教養レベル

 

この本をお勧めしたい人

・化学系大学生

・分析化学初学者

・分析化学の基となる知識や原理を学びたい方

高校化学の内容についてはある程度理解できている必要があるかと思います。

細かい原理はどうでもいいからひとまず実務に慣れたい人というよりは、しっかり原理を理解した上で分析に取り組みたい方にお勧めです。

 

商品リンク

 

 

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すぐ身につく 分析化学・機器分析の実務◇読書◇分析初学者に

すぐ身につく 分析化学・機器分析の実務

 

すぐ身につく分析化学・機器分析の実務-基礎、前処理、手法選択、記録作成を現場目線で解説-

 

 

著作データ

著者

矢矧 束穂

瀬戸山 央

 経歴(執筆時点)

神奈川県立産業技術総合研究所 主任研究員

神奈川県立産業技術センター 科学技術部主任研究員

 専門

分析化学

機器分析

機能性食品学

生化学

出版社

日刊工業

発売日

2020年3月30日

ページ数

231ページ

 

本の目次

 第1章 分析の基本
  1-1 分析とは?
  1-2 分析化学・化学分析・機器分析とは?
  1-3 分析の必要性
  column 分析は身近な存在
 第2章 分析によって明らかになること
  2-1 分析で何ができるのか?
  2-2 基本① 定性分析
  2-3 基本② 定量分析
  2-4 応用① 分離分析
  2-5 応用② 微量分析
  2-6 応用③ 状態分析
  2-7 応用④ 表面分析
  2-8 応用⑤ 局所分析
 第3章 分析に必要な考え方
  3-1 分析の進め方
  3-2 分析の3要素
  3-3 分析目的の明確化
  3-4 試料採取
  3-5 試料前処理
  3-6 測定
  3-7 データ処理
  3-8 まとめ・考察
 第4章 分析をする上で知っておいた方がよいこと
  4-1 分析信号の発生領域と放出領域 分析の空間分解能とは?
  4-2 濃度の表現方法 分析における百分率(%)とppm
  4-3 分析における光の利用  
  4-4 吸光度による物質の定量
  4-5 検量線
  4-6 標準偏差
  4-7 検出限界と定量下限
  4-8 測定誤差
  4-9 S/N比
  4-10 分解能
  column 臨床医療用分析機器のすごさ
 第5章 分析に必要なテクニックと周辺知識
  5-1 実験器具の取り扱い
  5-2 実験器具の材質
  5-3 試薬の取り扱い
  5-4 秤量
  5-5 pHの測定
  5-6 濾過・遠心分離
  5-7 撹拌
  5-8 乾燥
  5-9 加熱
  5-10 冷却
  5-11 溶解・融解
  5-12 抽出
  5-13 蒸留・昇華・濃縮
  5-14 切断・研磨
  5-15 樹脂包埋
  5-16 粉砕
  5-17 試料の取り扱いについて
  5-18 試料の採取方法
  5-19 実験廃棄物について
  5-20 実験事故の防止
 第6章 分析結果の報告
  6-1 レポート(報告書)の作成
  6-2 実験ノート(ラボノート)の記録
  6-3 有効数字
  6-4 画像の取り扱い
  6-5 データの「ねつ造」と「改ざん」
  column 観察は分析か?
 第7章 分析機器の管理
  7-1 分析機器管理の基本
  7-2 分析機器の保全
  7-3 分析機器の状態把握
  7-4 適正な設置環境の維持
  7-5 分析機器を取り扱う人の心得
 第8章 代表的な分析機器と測定例
  8-1 蛍光X線分析装置(XRF)
  8-2 エネルギー分散型X線分析装置付き走査電子顕微鏡SEM-EDS)
  8-3 紫外・可視分光光度計(UV-Vis)
  8-4 フーリエ変換型赤外分光光度計(FTIR)
  8-5 レーザラマン分光光度計(Raman)
  8-6 X線光電子分光装置(XPS
  8-7 核磁気共鳴装置(NMR)
  8-8 高速液体クロマトグラフHPLC
  8-9 ガスクロマトグラフGC
  8-10 誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP-AES)

 

難易度

分析実務初級レベル

 

感想

分析化学・機器分析の実務というだけあって、他の分析化学系の本と比べて、分析とは何かといった根源的な部分の解説もあります。

中でも、分析の3要素として、「スピード・品質・コスト」があげられており、ただ正しい結果が得られることだけが大事なことではないと改めて意識させられました。

 

実務に紐づくよう解説されていますので、自身で行なっている業務に対する理解が深まると思います。

 

この本をお勧めしたい人

分析に使用する器具や操作の一般的な留意事項などがメインで、原理の解説などは少なめですが、分析業務を行う際の基礎的な部分の学習として初学者に非常におすすめです。

 

商品リンク

 

 

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