一番伝わる説明の順番◇社会人必読本 - 理系サラリーマンの趣味と勉強

今日は一番伝わる説明の順番という本を紹介します。

戦略コンサルタントとして活躍された田中耕比古さんの著書で、わかりやすい説明に必要なテクニックが紹介されています。

説明をする際にやってしまいがちなこととして、「自分が考えた順番に説明してしまう」ということが挙げられていました。

これは私自身も思い当たることがありました。

というのも、やはり自身の思考した順番にしたがって話したほうがその結論に至った経緯まで話しやすいからです。

しかし、この説明方法は説明する当人にとって話しやすいのですが、不要な話や結論に対して重要性の低いことまで話してしまったりと、説明される人にとっては必ずしもわかりやすいものにはなりません。

常に説明される人の立場、考え方に立って説明をしていかなければならないなと感じました。

他にも色々と説明のテクニックが紹介されていますので、ぜひ読んでみてください。営業職むけの事例紹介が多いですが、営業職の方でなくても、日々の業務で人に説明をしなければならないと思いますので、社会人必読本だと思いました。