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REITとは◇不動産投資信託◇不労所得の第一歩

私は毎月の配当のためにREITの投資を行っています。

今日はREITについて調べてみました。

REITで資産運用 徹底活用ガイド2020年版 (日経ムック)

 

 

REITとは

REITとは「Real Estate Investment Trust」の略で、いわゆる不動産の投資信託です。

多くの人から資金を募り、集まった資金で不動産投資を行ない、その賃貸料収入や不動産の売却益を配当金として出資者に還元する投資信託です。

簡単に言えば、通常の投資信託は集めた資金で株や債券等を購入しますが、REITはそれが不動産になっているイメージです。

REITアメリカで生まれた仕組みで、日本版のREITはJapanの頭文字をとってJ-REITと呼ばれています。

 

通常の投資信託との違いは?

上述したように、REITは一般的な投資信託と異なり、株や債券ではなく、不動産に投資を行なうこととなります。

また、株等の投資信託との大きな違いとして、分配金が多いという点が挙げられます。

これはREITは収益の90%以上を分配する等の条件を満たすことで実質法人税が免除される仕組みがあるため、REITの不動産法人としても分配金を出すメリットがあるからです。

ただし、あくまで投資信託ですので、元本割れのリスクは当然ありますのでご注意ください。

 

通常の不動産投資との違いは?

通常の不動産投資の場合は、自分で不動産を購入する必要があり、初期投資がかなり高額となるため、複数の物件に投資を行なうことが難しく、分散投資が困難になります。

また、不動産の選定も自分で行なうため、それなりの専門知識が必要となります。

REITについては、REITの中で分散投資もされていますし、REITの指数に連動するようなものも売り出されていますので、分散投資が容易です。

またREIT投資信託ですので、売買も速やかに行なえますので、現金化も容易です。

REITのメリットは?

上記の性質から、REITのメリットとしては以下の点があげられるかと思います。

・収益のほとんどが分配されるため、安定的に配当金が得られる。

・現金化が容易

分散投資が可能

REITのデメリットは?

一方REITのデメリットは以下の点になります。

・現物の不動産投資に比べるとリスクが低い分利回りも低い

・現物不動産に比べると投資対象が少ない

 

 REITの種類は?

REITには投資対象の不動産の種類によって以下に分類されます。

・オフィス型

 企業のオフィス向け不動産が投資対象

・物流型

 倉庫等の物流施設が投資対象

・商業施設型

 ショッピングモール等の商業施設が投資対象

・ホテル型

 ホテル等が投資対象

・居住型

 

まとめ

REITとは不動産を取り扱った投資信託で、通常の投資信託よりも分配の利回りが高く、通常の不動産投資に比べてリスクを抑えた投資が可能です。

少額からも投資可能ですので、分配金収入の第一歩としておすすめの投資対象だと思います。

ただ、原本割れのリスクもありますので投資は自己責任でお願い致します。

 

REITについてはたくさんの書籍が発行されています。

興味があれば購入してみてください。 

 

 

 

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