対人関係の心理学という本を読みました。
こちらの本は会社でありがちな対人関係のストレスへの対処法が紹介されています。
基本的に漫画でのストーリー形式で、その後に補足的な詳細事項の紹介がされていますので、とても読みやすいですし、理解もしやすいです。
個人的にハッとさせられたのは、認知のゆがみの話でした。
私は基本的に、べき論思考で物事を考えていくのですが、これも認知の歪みの一種なのだそうです。
べき論思考はかならずしも、万人に共通のルールというわけではなく、人それぞれのべき論があり、自分のべき論通りに相手が考えているわけではありません。
相手も同様に考えているという認知の歪みが発生しているというわけです。
また、べき論思考はあくまで理想論であり、現実的な考え方も社会人としては必要なテクニックなのだなと再認識させられました。
この本には、漫画での例も交えていろんなパターンの人間関係の悩みについて紹介されていますので、だれでもどこか経験したことのあることが紹介されていると思います。
漫画形式で読みやすいですし、今ならkindle unlimitedの対象ですので、kindle unlimitedに加入していれば無料で読むことができます。
職場の人間関係で悩んでいる方がいましたら一度読んでみることをお勧めします。
きっと何かの役に立つと思います。