理系サラリーマンの趣味と勉強

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声に出して読みたい理系用語◇理系用語の雑学本

声に出して読みたい理系用語という本を紹介したいと思います。

 

声に出して読みたい理系用語

 

数学、生物、物理、地学、化学、医学と理科系科目全般についての用語を解説しています。

ライデンフロスト効果というかっこいいものから青木まりこ現象といった変わったものまで様々解説されています。

 

各用語見開き2ページでイラスト付きで紹介されていますので、簡潔でわかりやすいです。

 

お暇な時におすすめの本です。

 

AmazonならただいまKindle unlimited対象本となっています。

 

ちなみに、ライデンフロスト効果はある液体の沸点以上に熱した個体にその液体を滴下すると、蒸発した気体の層ができるため、蒸発が妨げられることで、青木まりこ現象は本屋で便意を催す現象のことです。

 

 

 

 

 

 

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ガスクロマトグラフィ◇ヘッドスペース分析とは◇原理は◇メリットは◇デメリットは

今日はガスクロマトグラフィのヘッドスペース分析についてまとめたいと思います。

ガスクロ自由自在Q&A 準備・試料導入編

 

 

ヘッドスペース分析とは

ヘッドスペース分析とは、ガスクロマトグラフィの注入手法の一つで、密閉したバイアルに試料を封入し、バイアルを加熱して気化した気相成分をGCに導入する方法です。

バイアルは密閉されていますので、ある程度気化が進むと、試料液からの気化と揮発した成分が試料液に戻る分とが平衡し、気液平衡状態になります。この平衡状態となった際の気相部分をGCに導入します。一般に温度が高い方が早く平衡状態に達します。

使用する溶媒に溶けやすい成分は気相に移行しにくいため塩を添加し、塩析効果により気相への以降を補助する手法もあります。

 

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メリットは

GCの汚染を低減できる。

 導入されるのが気相成分のみなので、液体試料をGCに導入する手法に比べ、GCへの汚染はかなり少ないことになります。

 使用した溶媒のピークは当然出てしまいますが、液体試料の注入に比べると比較的小さく、目的のピークの検出が妨害される可能性も小さくなります。

 気体の状態で試料が注入されるため、装置やカラムへのダメージを低減することができます。

・溶解しない成分があっても無視できる。

 不溶成分が含まれている試料の場合、前処理として濾過などが必要となりますが、ヘッドスペース分析の場合は、揮発性成分のみ(バイアルの気相部分のみ)測定できるので、不溶成分を取り除かなくても測定を行うことができます。

・試料調製が簡単な場合が多い。

 上でも記載しましたが、液体試料の注入の場合、濾過などの前処理が必要な場合がありますが、ヘッドスペース法の場合ですと、試料と溶媒をバイアルにいれ、密閉するだけで分析が可能ですので、試料調製が簡単な場合が多いです。

 

デメリットは

・試料封入時の環境に影響を受ける。

 バイアルへの試料封入の際に、周囲の雰囲気も封入されてしまうため、封入時の環境に含まれる成分もGCに導入されてしまいます。

 測定対象成分と同様の検出挙動を示す成分が含まれていた場合は妨害要因になってしまうことがあります。

 試料調製やバイアル封入時はその他の溶媒を使用していない場所で行うと良いと思います。

 予期せぬピークが確認された場合は、試料の封入を行った雰囲気のみをバイアルに封入してブランク測定を行ってみても良いと思います。

・同一バイアルの複数回注入はできない。

 厳密には複数回注入ができないというわけではないのですが、試料を加熱気化させるため、注入時に試料が変化する可能性があります。また、密閉バイアルを使用する必要がありますので、一度注入時にバイアルのセプタムに穴を開けてしまうと、気密性が維持できません。測定対象によっては複数回注入しても同様の結果が得られる場合もあるかもしれませんが、一回きりが基本かと思います。

・バイアルの加熱が必要なため、分析に時間がかかる場合がある。

GCへの試料導入までにバイアル内を気液平衡状態まで加熱する工程があるため、液体試料の注入に比べて、分析に時間を要する場合があります。

ただし、連続分析を行う場合は、一つの試料をカラムへ導入して分析している間に次の試料のバイアルの平衡化を進めるようなタイムプログラムを組めますので、複数検体を分析する場合はそれほど影響を受けない場合もあります。

また、試料調製が簡単な場合もありますので、総合的に見るとそこまでその他の分析法と差は出ないかもしれません。

・追加の装置を購入する必要がある。

 通常ヘッドスペース用の装置はオプションとなっていることが多いので、追加購入する必要があります。

 また、バイアル、キャップも専用のもので、バイアルキャップを閉めるのに専用の治具が必要な場合もあります。

 

注意点

 基本的に気相と液相が平衡状態になっていれば再現性よく結果が得られるかと思いますが、バイアルの加熱温度が低かったり、加熱時間が短かったりする場合は十分に気液平衡状態に達しないため、再現性に影響が出ることがあります。バイアルの加熱は十分いおこないましょう。

 

追加の装置の購入は必要にはなりますが、調製が簡便であったり、装置やカラムへの汚染も少ないですし、慣れてしまえばかなり使い勝手いの良い注入法かと思います。

 

おすすめの本

以下の本にはヘッドスペース注入方についても紹介されていますので、興味のある方はぜひ購入してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【ブラックフライデー】 最大80%OFF Kindle本キャンペーン◇おすすめの本は

ブラックフライデーに先立って、Kindleで最大80%オフのセールが開催されています。

対象期間は12月2日までです。

 

最大80%OFF Kindle本キャンペーン

 

一部の本は96円とかなり安くなっていますので、気になる本があったらこの機会にぜひ購入してみてください。

 

私が気になった本を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Amazonブラックフライデー◇おすすめ商品は

本日からAmazonブラックフライデーが開始されます。

 

 

私が気になっている商品をいくつか紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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コンピュータ、どうやってつくったんですか◇コンピュータの仕組み入門本

コンピュータ、どうやって作ったんですか という本を読みました。

 

コンピュータ、どうやってつくったんですか?:はじめて学ぶ、コンピュータの歴史としくみ

コンピュータの仕組みやプログラミングについてかなり優しく解説されています。

コンピュータがない世界に住む妖精が現代に来て、コンピュータについての疑問を解決しながら妖精界でもコンピュータを作っていくストーリーの流れで、コンピュータやプログラミングについて解説しています。

 

対話形式で、基礎の基礎から段階を踏んで解説が進められるのでとてもわかりやすいです。

私はコンピュータやプログラミングについてはほとんど知識が無いのですが、概要については掴むことができました。

 

コンピュータやプログラミングに興味を持ち始めた方におすすめです。

平易な言葉で書かれていますので、お子さんにもお楽しみいただけると思います。

 

今ならKindle Unlimited対象本です。

 

 

 

 

 

 

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ブラックフライデーとは◇由来は?

今月は年に一度のブラックフライデーということですが、なぜブラックフライデーというのか調べてみました。

ブラック・フライデー

 

名前的には何か不穏な雰囲気があるブラックフライデーですが、実際はアマゾンなどでも行われている大規模なセールということになっています。

 

アメリカでは感謝祭(11月の第3木曜日)の翌日は仕事を休むことが多く、その金曜日にみんなが一斉に買い物に出かけるため、小売店などがかなり売り上げをあげられる日になるそうです。

人が多く集まるため、トラブルも多く、警察の仕事が激増するため、警察がブラックフライデーと呼び始めたことが始まりだそうです。

 

そのような理由だとお店側からはイメージが悪いのですが、現在は黒字のブラックにもかかっているということで、ブラックフライデーという名称のままで浸透したみたいです。

 

ここ数年で急に広まったように思っていましたが、アメリカでは1960年台から1970年台には定着していたようです。

 

 

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amazonブラックフライデー◇11月26日金曜日から

11月26日金曜日からAmazonブラックフライデーのセールが開催されます。

終了は12月2日です。

 

 

現在公開されているセール対象商品の中で注目のものをいくつかあげたいと思います。

現在表示されている価格はセール価格ではありませんので、ご注意ください。

 

    

 

    

 

年に一度のブラックフライデーですので、買い忘れの内容にしましょう。

 

 

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